舛添要一前東京都知事の辞任に伴い、後任の都知事候補が徐々に調整されている今日この頃。
こんな話を本当は書きたくはありませんし、都民でもないので言う資格はないのかもしれませんが、どうしても書かずにおれませんでした。
あくまでも私の私見になりますが、同じように思っている方が想像以上に多いことをSNS等で知り、情報として記したいと思います。
小池百合子元防衛大臣がいきなり名乗りでてきました。
ニュースによると、周囲への相談等はほぼ皆無だったようです。
小池氏は、以前からこのような行動が多い印象です。
周囲の意見や国民の意見に耳を傾けず、我が道を行くタイプとお見受けしました。
まあ、政党もあちこち渡り歩いており(日本新党→新進党→自由党→保守党→保守クラブ→自民党)、色々と理由もあるのでしょうが、風見鶏的な印象は拭えません。
環境大臣時代、外来生物法制定に伴う独断での決定は物議を醸しました。
約100万人もの署名や約10万のパブリックコメントをことごとく無視する決定をしたのです。
(私は確認できていませんが、これだけの署名やパブリックコメントが集まるのは異例だそうです)
これについては、釣魚議員連盟のメンバーでもある、松野頼久氏が第162回国会で質問している。
この質問の中に、上記署名やパブリックコメントについての詳細も記されているので、ぜひ目を通して欲しいと思います。
回答も念のためリンクをつけておきます。
私はブラックバスフィッシングが好きで、釣り業界で生計を立ています。
その立場があるからというのも当然あります。
しかし、それ以上に約100万人分の署名や、約10万人のパブリックコメントをまったく考慮せず、わざわざ議論が集中してできるように立ち上げられた検討小グループの結論をも一刀両断する独断での決定をしたことは、釣人の中で忘れようにも忘れられない出来事です。
「オオクチバスの有効活用と公認釣り場増設要望」の署名が、約100万人集まったにも関わらずです。
外来生物の種の選定に対するパブリックコメントは、113,792通のうち95,620通はブラックバスを選定することに反対であったのです。実に84%は反対意見です。
それにも関わらず、この意見を小池百合子氏は無視です。
仮に釣りに関係しない事項であったとしても、同じような行動を小池氏が取るであろうことは、想像に難くありません。
このような思考の持ち主が、日本の首都であり、東京オリンピック前の知事になるのは、世界に恥をさらすようなものではないかと思います。
「民意に問う」とは、政治家の方が良く口にする台詞ですが、聞いたところでその意見をこのように無視する方です。
私は、自民党が嫌いな訳ではありません。
しかし、このように国民の代表でありながら、その声を無視する方は嫌いです。
釣人は日本の全人口の8%位しかいませんし、その方々も上記の出来事を知っている訳ではないと思います。
東京都の有権者数は1,100万人余りいるそうです。
この方たちにこの事実を知ってもらえれば、間違いなく正しい判断が成されると思います。
私は残念ながら神奈川県民ですので、投票は出来ませんが、情報提供はできます。
少しでも多くの都民の方に、この事実が届くことを願っています。
日本人として、東京都知事に小池氏がならないように祈るばかりです。