釣りは何でも楽しい!vol3

気づけばアラフィフになってしまいました。旧ブログ「釣りは何でも楽しい!vol2」から移設し、新規に「釣りは何でも楽しい!vol3」となりました。 今まで通り、釣り、格闘技、食べ物のことを中心に日常の出来事を書いていきます。 よろしくお願いします。

2017年06月

ピュアアングラーズライトイサキ釣り教室

今週末は諸磯港光二丸からライトイサキ釣り教室です。

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これは前回の光二丸の集合写真。


今年はイサキの模様が良いようですから、いい釣りになるといいですね。


ちょっと天気は梅雨空みたいですが、釣りにはいいでしょうね。


たくさんイサキを釣って、笑顔で帰って欲しいですね。



私は、今回お休みさせていただきます。
アルゼンチンから友人が柔道修行に来るので、久しぶりの再会です。


恐らく20年ぶり位の再会です。
一緒に炎の乱取り祭りに行ってきます。

山中湖復活への道!群馬県邑楽町中野沼のケースに学ぶ

山中湖は日本でも数少ないブラックバスが魚種認定された湖です。


日本では、河口湖、西湖、芦ノ湖そしてこの山中湖の4つだけです。
そして、唯一ルアーの制限なくバスフィッシングを楽しめる湖です。



芦ノ湖が日本で最初にワーム禁止となり、後を追うように河口湖、西湖でもワームを使った釣りが禁止となりました。


山中湖はそのような規制がない湖です。


しかし、このところの山中湖の釣果は著しく落ちています。

先日、開催されたJB山中湖戦では、参加27名でウェイン者は6名。
魚は7匹でした。

平均ウェイトは1,557gと40後半以上の魚と思われます。

これは、湖のコンディションが良いのではなく、このサイズ以下の魚が少ないことを意味します。


釣人が多く、その影響というものではなく、環境状態の悪化によるところが大きいようです。


色々と原因は語られていますが、はっきりとは分かりません。
しかし、以前は豊富だったウィードが激減しているのには違いがありません。


第五種共同漁業権免許を認可されていることから、山中湖漁協では増殖に向けた取組をしなければなりません。
放流は年間数回行われていますが、一時的な釣果は上がりますが、魚が生き残っているような様子は残念ながら見られません。

産卵時期に、禁漁区を設けるなどしていますが、結果を見る限り大きな成果は上がっておりません。


皿池タイプの山中湖ですから、稚魚から幼魚時代の隠れ家となっていたウィードの激減は、魚にとって大きな問題だったと思います。
そこにニゴイの大幅な増加もあり、魚の減少に拍車が掛かりました。


人工漁礁の設置などは、考えなければならない時期なのではないかと思います。



そんなことを思っていると、群馬県邑楽町の中野沼で新たな取組が行われました。
「外来魚駆除大作戦」という名前の釣り大会が開催されたのですが、大会を主催した邑楽町の教育委員会が、環境省からオオクチバスとブルーギルの飼養等許可を取得し、釣り上げた魚を群馬県内の管理釣り場に引き取ってもらったそうです。

これは出し手(この場合、邑楽町の教育委員会)と受け手(この場合、管理釣場)が両方ともに飼養許可を取得していることが条件となるようですが、従来の外来魚駆除とは一線を画す画期的な取り組みでした。

この様子は、今月発売の各釣り雑誌で特集されているそうです。


このシステムを活用すれば、駆除したい場所から、必要な場所への移動が可能になり、しかも環境省のお墨付きということです。
芦ノ湖のように、上手く湖をコントロールできていれば良いのですが、山中湖のような状態では復活は厳しいですから、このようなシステムの受け皿として積極的に活用して欲しいものです。

従来の駆除と違い、魚を無闇に殺さなくて良いので、色々な意味で強力しやすいです。
魚のお引越しですからね。

この取り組みを行った邑楽町の教育委員会はブラボーです。
張本さんからも「天晴れ」を送ってもらいたいですね。


山中湖漁協には、ぜひ立ち上がってもらいたいですね。