BASSのトーナメントやTEAM DAIWAのメンバーとしてで長く活躍し、来日経験もある偉大なバスプロ ギド・ヒブドン氏(Guido Hibdon 享年72歳)がレイクハートウェルで行われる2018 GEICO Bassmaster Classic presented by DICK'S Sporting Goodsの開催が近づいた3月10日に亡くなりました。


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(Photo by BASS)

直腸癌を患っているという話は聞いていましたが、残念なニュースです。

私のギドさんの思い出は、やっぱりギドバグです。
当時日大農獣医学部水産学科に通学しており、先輩からすごく釣れるワームだと紹介され、それこそ何色も購入しました。
テキサスリグ、ラバージグのトレーラー、飴玉リグなど、良く釣れましたね。

これ以外にも、G2、G3といったチューブワームにリングワームから派生したギドスリンガーは人気があり、フィネスという考え方を日本に浸透させたのはギドさんだと言っても過言ではないでしょう。
ギドスリンガーの9.5インチは、琵琶湖でも大変人気のあるワームでしたね。


1988年にバージニア州のジェームスリバーで行われたバスマスタークラシックを優勝し、その9年後の1997年にアラバマ州のレイクローガンマーティンで行われたバスマスタークラシックに息子のディオンが優勝し、史上初となる親子でのバスマスタークラシックチャンピオンとなりました。


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(Photo by BASS)

また、アングラーズオブザイヤーも1990年、1991年と2年連続で獲得しているレジェンドです。
ディオンがクラシックチャンピオンとなった後に、2年連続でアングラーのタイトルを獲得するのですから凄いものです。


日本にもTEAM DAIWAのプロモーションで来日し、琵琶湖や霞ヶ浦でのトーナメントに出場していました。
この映像は、テレビ大阪のThe fissingで放映されたので、見た方も多いと思います。



霞ヶ浦での釣りのシーン(YouTubuからお借りしました)

日本からアメリカのトーナメントに参戦している大森選手、深江選手などとも親交があり、非常に面倒見の良い方というイメージのギドさん。
ミズーリ州のレイクジオザークスでガイドを13歳から始め、BASSトーナメントに出場。1980年には地元レイクジオザークスで開催されたトーナメントで優勝し、その後も5回の優勝を飾りました。
トーナメンターとしてだけでなく、周囲から人望の厚かったギドさん。

ギドさんのご冥福と残された家族の方の幸せをお祈りいたします。

合掌


深江選手のフェイスブックに下記のような記載がありましたのでシェアします。