昨日の23日は、日本各地でバストーナメントがプロ戦含め開催されました。
4月の後半にもなる23日、潮周りも大潮に向かう中潮の初日ということで、条件的にはそれほど悪くないはずです。
しかし、各トーナメントの結果は、山中湖だけでなく思いのほか酷いものでした。
以下は、NBCHPから抜粋しました。
JB旭川ダム戦(プロ戦)
参加 42名 ウェイン 2名(検量率 4%) 魚数 3匹 総重量 2,065g 1匹平均 688g
NBC榛名湖戦(群馬チャプター)
参加 38名 ウェイン 12名(検量率 32%) 魚数 19匹 総重量 18,194g 1匹平均 957g
NBC生野銀山湖戦(北兵庫チャプター)
参加 23名 ウェイン 3名(検量率 13%) 魚数 4匹 総重量 3,507g 1匹平均 876g
NBC高滝ダム戦(南千葉チャプター)
参加 45名 ウェイン 19名(検量率 42%) 魚数 25匹 総重量 19,760g 1匹平均 790g
NBC北山湖戦(北山湖チャプター)
参加 35名 ウェイン 9名(検量率 26%) 魚数 12匹 総重量 10,090g 1匹平均 840g
NBC七川ダム戦(和歌山チャプター)
参加 29名 ウェイン 26名(検量率 90%) 魚数 65匹 総重量 41,359g 1匹平均 636g
NBC野尻湖戦(宮崎チャプター)
参加 24名 ウェイン 18名(検量率 75%) 魚数 32匹 総重量 22,285g 1匹平均 696g
NBC河口湖戦(奥河口湖チャプター)
参加 49名 ウェイン 6名(検量率 12%) 魚数 6匹 総重量 9,240g 1匹平均 1,540g
NBC芦ノ湖戦(神奈川チャプター)
参加 25名 ウェイン 2名(検量率 8%) 魚数 2匹 総重量 2,670g 1匹平均 1,335g
NBC青蓮寺ダム戦(三重チャプター)
参加 33名 ウェイン 13名(検量率 39%) 魚数 26匹 総重量 39,560g 1匹平均 1,521g
NBC琵琶湖戦(琵琶湖チャプター)
参加 84名 ウェイン 67名(検量率 80%) 魚数 141匹 総重量 190,940g 1匹平均 1,354g
NBC山中湖戦(山中湖チャプター)
参加 9名 ウェイン 1名(検量率 11%) 魚数 1匹 総重量 2,010g 1匹平均 2,010g
WBSのプロトーナメントも霞ヶ浦で22日、23日で開催されました。
こちらは2人乗りのチームトーナメントです。
30チームがエントリーしています。
初日
参加 30チーム(60名) ウェイン 28チーム(検量率 93%) 魚数 101匹 総重量 98,805g 1匹平均 978g
2日目
参加 30チーム(60名) ウェイン 26チーム(検量率 87%) 魚数 73匹 総重量 64,105g 1匹平均 878g
このような結果でした。
湖によってもちろん結果は大きく違いますが、この結果をみると厳しい湖がよく分かりますね。
春先は、一番大型の魚が釣りやすい時期ですが、1キロ以上の魚ばかりで数が釣れない湖は危険信号です。
小さなサイズが釣れないということは、世代交代が上手くいっていない可能性がありますからね。
いずれにしても、1/3以下の人しか釣れていない湖も見受けられます。
山上湖などでは時期的な要素があるのも否定しませんが、資源不足のイメージが強いですね。
これ以外の湖でも三瀬谷ダムや遠賀川でも厳しい釣果を聞きます。
春先の大雨や水位の著しい減少などで、魚が流されることもあると思います。
昨日、大会の待機中に話していると、今から30年近く前に、芦ノ湖の野崎ボートの野崎茂則さんが、そのうちブラックバスは幻の魚になると言っていたそうです。
山中湖においては、ウィードの激減、ヘドロの堆積、ディープエリアの酸素不足、ニゴイの大量発生などにより、資源不足に陥って久しい状態です。
生まれた小魚たちが隠れるウィードの激減は、ストラクチャーの少ない山中湖では致命的です。
ヘドロの堆積により、ディープエリアは酸素が不足しているという話も聞きました。
夏場の避暑地になるディープに魚が住めないということになります。
大きな問題ですね。
これらの問題をひとつひとつ解決しなければ、釣場としての未来は明るくなりません。
一釣人として何が出来るか分かりませんが、やれることを地道に取組たいと思います。
そんな山中湖ですが、28日にバスの放流が行われるようです。
貴重な魚ですので、釣った方は丁寧に扱って欲しいと思います。
乾いたボートのデッキに直接置いたり、乾いた砂やコンクリート上に直接置いたりすると、鱗で覆われているとはいえ、魚は火傷します。
ちょっとした違いですが、覚えているだけで魚の生存率は上がると思いますので、注意していただけるとありがたいです。
いつまでも、釣りを楽しめるようにしたいですからね。
昨日も山中湖チャプターで見事に釣り上げられた2キロオーバーのビッグバス。
シャローエリアで釣れたこともあり、釣り上げた直後に横になってしまったのは、ショックを受けて弱ったのかと思ったようです。
しかしこの魚はディープから上がって捕食したようで、浮き袋に大量のエアが詰まっていました。
ウェインの頃には弱ってしまい、体力も落ち、色や目つきも悪くなっていました。
エアを抜き、ライブウェルに移し、ビルジポンプで吸い上げた水を口から強制的に送りこみ、酸素を補給しました。
釣った本人ももちろん、誰しも復活を願い、懸命な処置を続けた結果、無事に回復しました。
元気に湖に帰っていったそうです。
貴重なバスですから、みんな喜びましたよ。
大型のバスほど卵をたくさん持ち、多く産卵しますので大切にしないとですよね。
4月の後半にもなる23日、潮周りも大潮に向かう中潮の初日ということで、条件的にはそれほど悪くないはずです。
しかし、各トーナメントの結果は、山中湖だけでなく思いのほか酷いものでした。
以下は、NBCHPから抜粋しました。
JB旭川ダム戦(プロ戦)
参加 42名 ウェイン 2名(検量率 4%) 魚数 3匹 総重量 2,065g 1匹平均 688g
NBC榛名湖戦(群馬チャプター)
参加 38名 ウェイン 12名(検量率 32%) 魚数 19匹 総重量 18,194g 1匹平均 957g
NBC生野銀山湖戦(北兵庫チャプター)
参加 23名 ウェイン 3名(検量率 13%) 魚数 4匹 総重量 3,507g 1匹平均 876g
NBC高滝ダム戦(南千葉チャプター)
参加 45名 ウェイン 19名(検量率 42%) 魚数 25匹 総重量 19,760g 1匹平均 790g
NBC北山湖戦(北山湖チャプター)
参加 35名 ウェイン 9名(検量率 26%) 魚数 12匹 総重量 10,090g 1匹平均 840g
NBC七川ダム戦(和歌山チャプター)
参加 29名 ウェイン 26名(検量率 90%) 魚数 65匹 総重量 41,359g 1匹平均 636g
NBC野尻湖戦(宮崎チャプター)
参加 24名 ウェイン 18名(検量率 75%) 魚数 32匹 総重量 22,285g 1匹平均 696g
NBC河口湖戦(奥河口湖チャプター)
参加 49名 ウェイン 6名(検量率 12%) 魚数 6匹 総重量 9,240g 1匹平均 1,540g
NBC芦ノ湖戦(神奈川チャプター)
参加 25名 ウェイン 2名(検量率 8%) 魚数 2匹 総重量 2,670g 1匹平均 1,335g
NBC青蓮寺ダム戦(三重チャプター)
参加 33名 ウェイン 13名(検量率 39%) 魚数 26匹 総重量 39,560g 1匹平均 1,521g
NBC琵琶湖戦(琵琶湖チャプター)
参加 84名 ウェイン 67名(検量率 80%) 魚数 141匹 総重量 190,940g 1匹平均 1,354g
NBC山中湖戦(山中湖チャプター)
参加 9名 ウェイン 1名(検量率 11%) 魚数 1匹 総重量 2,010g 1匹平均 2,010g
WBSのプロトーナメントも霞ヶ浦で22日、23日で開催されました。
こちらは2人乗りのチームトーナメントです。
30チームがエントリーしています。
初日
参加 30チーム(60名) ウェイン 28チーム(検量率 93%) 魚数 101匹 総重量 98,805g 1匹平均 978g
2日目
参加 30チーム(60名) ウェイン 26チーム(検量率 87%) 魚数 73匹 総重量 64,105g 1匹平均 878g
このような結果でした。
湖によってもちろん結果は大きく違いますが、この結果をみると厳しい湖がよく分かりますね。
春先は、一番大型の魚が釣りやすい時期ですが、1キロ以上の魚ばかりで数が釣れない湖は危険信号です。
小さなサイズが釣れないということは、世代交代が上手くいっていない可能性がありますからね。
いずれにしても、1/3以下の人しか釣れていない湖も見受けられます。
山上湖などでは時期的な要素があるのも否定しませんが、資源不足のイメージが強いですね。
これ以外の湖でも三瀬谷ダムや遠賀川でも厳しい釣果を聞きます。
春先の大雨や水位の著しい減少などで、魚が流されることもあると思います。
昨日、大会の待機中に話していると、今から30年近く前に、芦ノ湖の野崎ボートの野崎茂則さんが、そのうちブラックバスは幻の魚になると言っていたそうです。
山中湖においては、ウィードの激減、ヘドロの堆積、ディープエリアの酸素不足、ニゴイの大量発生などにより、資源不足に陥って久しい状態です。
生まれた小魚たちが隠れるウィードの激減は、ストラクチャーの少ない山中湖では致命的です。
ヘドロの堆積により、ディープエリアは酸素が不足しているという話も聞きました。
夏場の避暑地になるディープに魚が住めないということになります。
大きな問題ですね。
これらの問題をひとつひとつ解決しなければ、釣場としての未来は明るくなりません。
一釣人として何が出来るか分かりませんが、やれることを地道に取組たいと思います。
そんな山中湖ですが、28日にバスの放流が行われるようです。
貴重な魚ですので、釣った方は丁寧に扱って欲しいと思います。
乾いたボートのデッキに直接置いたり、乾いた砂やコンクリート上に直接置いたりすると、鱗で覆われているとはいえ、魚は火傷します。
ちょっとした違いですが、覚えているだけで魚の生存率は上がると思いますので、注意していただけるとありがたいです。
いつまでも、釣りを楽しめるようにしたいですからね。
昨日も山中湖チャプターで見事に釣り上げられた2キロオーバーのビッグバス。
シャローエリアで釣れたこともあり、釣り上げた直後に横になってしまったのは、ショックを受けて弱ったのかと思ったようです。
しかしこの魚はディープから上がって捕食したようで、浮き袋に大量のエアが詰まっていました。
ウェインの頃には弱ってしまい、体力も落ち、色や目つきも悪くなっていました。
エアを抜き、ライブウェルに移し、ビルジポンプで吸い上げた水を口から強制的に送りこみ、酸素を補給しました。
釣った本人ももちろん、誰しも復活を願い、懸命な処置を続けた結果、無事に回復しました。
元気に湖に帰っていったそうです。
貴重なバスですから、みんな喜びましたよ。
大型のバスほど卵をたくさん持ち、多く産卵しますので大切にしないとですよね。