2月8日~11日に、アラバマ州レイクマーティンで開催された、2018 Bassmaster Elite at Lake Martin presented by Econo Lodgeで大森貴洋選手がエリート戦で2勝目、通算7勝目となる優勝を飾りました。


takfeatwin
(Phot by BASS

大森選手が暫定首位で2位に4ポンド2オンスの差で迎えた最終日、最終日のトップウェイトとなる14ポンドをウェインし、トータル59ポンド8オンスで2位のRoy Hawk選手に7ポンドの差をつけ、ぶっちぎりの優勝を飾りました。

2位はRoy Hawk選手が11ポンド2オンスをウェインし、52ポンド8オンスで入賞。シャローをクランクで攻略していました。
3位はAdrian Avena選手が11ポンド10オンスをウェインし、トータル50ポンド13オンス。沖合のベイトにつくスポッテッドバスを攻略しました。
4位にはJared Lintner選手(50ポンド10オンス)、5位にはLuke Clausen選手(50ポンド7オンス)、6位にはJustin Lucas選手(50ポンド5オンス)、7位にはAndy Montgomery選手(50ポンド2オンス)という混戦の結果。
これだけ見ても、大森選手の59ポンド8オンスがどれだけ凄いウェイトか分かると思います。


今回メインとなったルアーはラッキークラフトのRTO1.5、RTO1.5DRS、RTO1.5DDのTOクローカラー。
このTOクローは、大森選手に依頼され、ニシネルアーワークスの西根博司氏が塗ったのが始まりだとか。
そして、最終日に向けた準備をしていた大森選手のところに、リック・クラン選手がやってきて、このRTOシリーズにキスをしたそうです。
RTOシリーズの前身は、リック・クラン選手がデザインしたRCシリーズということは知っている方も多いと思います。リック・クラン選手にとっても思い入れのあるルアーですから、嬉しかったのでしょうね。

このルアーを使ったのは、メインリバーの最上流部。ファーストベンドのアウトサイドの終わり近くのインレットの周辺。

DVwjvYnUMAErbYU
(Phot by Deeep STREM)

インレットの下流には島があり、ここにカレント当たり反転流ができ、オダが溜まったようです、ここがバスの上がり口となっていたようで、次から次にバスが入ってきたようです。
正にバスのなる木ですね。
クリークは1フィートもないので、ボートは入れず、メインリバーのブレイクラインを合わせて狙ったようですね。

春のリザーバーは最上流部のファーストベンドを狙えというのは鉄則ですが、正にそのパターンでしたね。


当たり前ですが、これでアングラーズオブザイヤーレースの首位に立った大森選手。
悲願のアングラーズオブザイヤー奪取に向けて最高のスタートを切れました。
この調子で突っ走って欲しいですね。

おめでとうTO!